【MTG】コマンドフェスト日本統率者選手権2023参加レポート

2023年7月13日

こんにちは!スタッフのちぃたろーです!

7月8日開催のコマンドフェスト、その中のイベントの日本統率者選手権に参加して来ました!

使用デッキは開闢機械、勝利戒

以前から勝利械を使っていたのと、指輪物語の新カード、一つの指輪を上手く使えるデッキとして選択しました。


リスト中の多少の独自カードの説明をします。

・謙虚

ほとんどのデッキが統率者(クリーチャー)を使ったコンボやアドバンテージを得るので、根本からの対策として。
アウフだけは絶対に許さないとの意識もかなり有り

・ポータブルホール

デッキのコンセプトとして、無のロッド、アウフ、石のような静寂などのアーティファクト対策カード1枚で負けてしまうので、その対策カードとして。

・呪文嵌め

ポータブル・ホールで挙げたカード+波止場の恐喝者、タッサの神託者、死の国からの脱出、汚れた契約などを消せる低コストカウンターとして。

・精神力

一つの指輪と合わせて使ったり、勝利戒と合わせたりして使用。正直青4つはかなりキツイ。

・副陽の接近

デッキにタッサの神託者を入れていない都合上、ライブラリーを消し去って特殊勝利という選択肢が無いので、代わりの勝ちプランとして。

・青太陽の頂点

上記と同様で代わりの勝ちプランとして、対戦相手のライブラリーアウト用に。

・転覆

上記と同様で代わりの勝ちプランとして、無限バウンスで実質勝利。
また、打ち消せなかったパーマネントの処理として。

以下レポート

【1回戦】
団結の標、タズリ
鍛冶の神、パーフォロス
○開闢機械、勝利戒
ロフガフフの息子、ログラクフ&求道の達人、サイラス・レン
   

卓の中でカウンターを構えるところはログサイだけかな?と考えて、積極的に勝利戒を出せるアーティファクト多めの手札をキープ。
ログサイの方がマリガンで2枚戻してたのもあって、2KILLは無いだろうという考えで2ターン目に勝利戒を着地させ、沈黙を構えながらターンを渡す。
ログサイの方がwheel of fortunを打ったタイミングで沈黙を打つか悩むが、

7枚ドロー+勝利戒の起動で2枚ドローの中にカウンターがあるパターンとログラクフの方がパーツが足らず動けないのを考えて沈黙を打たず。
結果としてログサイの方はパーツを引けず、ターンをタズリ将軍に渡す。

タズリ将軍の方が、波止場の恐喝者を唱えて宝物トークンを6個出し、マナ基板を固めてジェネラルをキャストしターンを終える。
パーフォロスの方も自身の準備をしてターンを終える。

自身のターンに入り、先程の7枚ドローの中に入っていた、ファイレクシアの変形者で波止場の恐喝者になり、

宝物トークンを得て、カウンターを構えながらアーティファクトサーチで等時の王笏を持って来て劇的な逆転を刻印して無限マナ、勝利戒で無限ドローを達成させ、副陽の接近を唱えて勝利。

【2回戦】
敬愛されるレンジャー、ミンスク
風の憤怒、カイカ
○開闢機械、勝利戒
永遠王、ブレイゴ
 
卓が青濃いめなので、アーティファクト多めで走るよりもカウンターと土地多め、一つの指輪の手札をキープ。
ゲームとしては高速で動く展開にはならず、それぞれのプレイヤーが準備をしていく流れになり数ターン経過。
ブレイゴの方と自身がフルタップの状態でカイカの方が最後の賭けを唱える。
勝利戒、ブレイゴと何も唱えず優先権放棄。ミンスクの方が、ティボルトの計略でカウンター。

これが通りカイカの方は追加ターンを得れずに自分のターンが回ってくる。
自身はマナアーティファクトと一つの指輪を設置しており、そこに巻き戻しの時計を場に出すことが出来る。

各ターンに大量のカードを引き、自身のターンで等時の王笏から劇的な逆転を刻印し、有色無限マナ無限ドローが出来る状況にした後、各スタックスクリーチャーを1つずつ退ける事に成功して副陽の接近で勝ち。

【3回戦】
開闢機械、勝利戒
織り手のティムナ&ルーデヴィックの名作、クラム
塵の活用者、オスカー
浄火の戦術家、デリーヴィー
(時間切れでドロー)
  

青の濃すぎる卓かつ長期戦の強い統率者ばかりなので、早い段階で勝利戒を着地してアドバンテージを取りながら盤面を固めたいとの考えで、勝利戒を早く出せる手札をキープ。
無事に勝利戒が早い段階で着地するものの、デリーヴィーに唱えられる石のような静寂。
勝利戒以外は機能不全にならない場面の為、打ち消さなければいけないのだがカウンター出来ず着地してしまう。
仕方ないので回答を探す時間稼ぎとアドバンテージを盲従とリスティックの研究に頼る事になる。

それ以降のターンは石のような静寂を退けることが出来た時の準備として、マナアーティファクトを場に出し、動けるようになればゲームを終わらせるように一つの指輪を場に出す。
ゲームとしてはティムクラの方がティムナ、クラムを場に出しながら少しずつアドバンテージを取ろうとするが、オスカーの方がティムナに除去を唱えたり、デリィーヴィーの方がクラムをデリィーヴィーでチャンプブロックをしたりしながら全員が思うように動けず。

最終的には場に
敵対工作員が2体
石のような静寂
倦怠の宝珠
リスティックの研究が2枚
などがあるガチガチの場になりそのままタイムアップ。

この大会の特性上、タイムアップのドローは全員負けなのでもっと早く無理矢理にでも動くようにするべきでした。

【4回戦】
○無限のエルシャ
雇われの剛力、スライサー
艦長シッセイ
開闢機械、勝利戒
   

青はエルシャだけなので、カウンター多めよりも早く動ける手札をキープ。
0ターン目にスライサーが宝石の洞窟、そして出てくる1ターン目のスライサー。
全員が「やっぱりそうですよね」ってなった瞬間がそこにはありました。

全員で何とかスライサーが与えるダメージ先を散らしながらターンを稼ぐ。
エルシャの方は土地事故をしていて、渦巻く知識やフェアリーの黒幕などで土地を探すも見つからず、厳しい状況。

シッセイの方が第三の道のロランを場に出しスライサーを破壊する事に成功。

自分は魔力の櫃から、勝利戒でアドバンテージを稼ごうとするがスライサーから飛んでくる赤霊破、ぐぬぬ。

スライサーの方が一つの指輪を唱えて場に着地しアドバンテージを得る。
シッセイの方がアウフを場に出したので機能不全になってしまうのがキツくて、ポータブル・ホールで除去するが、エルシャの方が直観からの死の国からの脱出、ライオンの瞳のダイアモンド、セヴィンの再利用。
どのカードを選ばれても決まる状況でライオンの瞳のダイアモンドが手札へ。

そしてエルシャの方のターンに、オアリムの詠唱を勝利戒に唱える。
激情の後見でカウンターするがその上から否定の契約でオアリムの詠唱が通る。

これで卓の中のカウンターを唱えれるプレイヤーは消えて、エルシャが死の国コンボをスタート。
ただスライサーの方が、一つの指輪の能力でプロテクション(全て)を持っており、どうやって勝つのかと思っていると、無限ストームを達成できる状態にしてシッセイと勝利戒にブドウ弾で2人が脱落。
時を解す者テフェリーを場に出しスライサーの方のアップキープに同じように無限ストームが出来る状態にしてブドウ弾を決めて勝ち。
見ていてなるほどとなる構築と採用カードがありました。

【5回戦】
自然の怒りのタイタン、ウーロ
○アッシュベイルの英雄、グウィン卿
開闢機械、勝利戒
最高工匠卿、ウルザ
 

青が濃いめではあるが、手札にかなり強めのパーツが揃っていたのでキープをする。
一つの指輪で大量の手札を補充して行くが、グウィン卿の場には息詰まる徴税があり大量の宝物トークンを許してしまう。ただ、自分がカウンターを構えられていることもあり無理矢理動き続ける。

ウルザの方がサイクロンの裂け目を超過で唱え、大量の宝物トークンが消え土地以外をバウンス。
息詰まる徴税を唱え直したタイミングでカウンターに成功するが、征服者のフレイルは場に出てしまう。

自身の場には土地は2枚しかなくマナファクトを使ってまた盤面を再構築。
序盤からのアドバンテージを使いながら盤面のコントロールをするが、すでにグウィン卿の場には征服者のフレイルと太陽打ちの槌がありクリーチャー除去、パーマネントバウンスを探したが見つからず。

そのまま堂々たる撤廃者が場に出て栄光の好機からの追加ターン、次のターンに天使の嗜みを唱えて敗北しないようにし、悟りの教示者で持ってきていた不死の霊薬で上記のカードたちをデッキに戻し、太陽打ちの槌でまた各種インスタントを唱えなおして無限ターン無限戦闘で負け。

最序盤から自分がかなり強い動きをして、全員のヘイトを稼いでしまっている状況で決めきれなかったのは反省。

【6回戦】
○開闢機械、勝利戒
ヨーグモスの息子、ケリク
帰還した王、ケンリス
浄火の戦術家、デリーヴィー
(手番順の記憶が曖昧です)

ケリクのコンボやデリーヴィーに入っているだろう石のような静寂を打ち消せるカウンターと、早い手番で出せるマナアーティファクトが多めの手札をキープ。

1ターン目に宝石の睡蓮からの勝利戒。

2、3ターン目もマナアーティファクトを出してカウンターを構え勝利戒の能力で手札を増やす。
4ターン目に意思の力を構えてる状態で求道者テゼレットを唱えて通ったので、等時の王笏をサーチして劇的な逆転を刻印し、無限マナ無限ドローになり副陽の接近を唱えて勝ち。

結果は3-3の8位。
昨年に引き続き決勝には届かず。

最後にはなりましたが、当日対戦して下さった皆様、運営企画をして下さった皆様、ゲームバー236で練習を一緒にして下さった皆様、本当にありがとうございました!

当サイトは、ファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.